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【26年5月】burn baby burn recommend.

BURN BABY BURN MAGAZINEINDEPENDENT MUSIC WRITING / 2026.06.03
FULL ARTICLE / 2026.06.03

今月はアルバム6枚とシングル3枚
をレコメンドしました。
今回はiceageやCharlie xcxのBIGなシングルからインディ感満載のdiversまでいい9枚をセレクトできたかなと思います!

①Aldous Harding『Train on the Island』

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ARTWORK / 01

2017年の2ndアルバム「Party」ではラフ・トレードの年間ベスト1位に輝くなど、多くのリスナーを魅了し続けているニュージーランド出身のSSW、オルダス・ハーディング5枚目の新作。これまでジョアンナ・ニューサムやケイト・ブッシュなど引き合いに出されながら、その歌声と世界観は高く賞賛されて来たが、彼女はどうしてこんなにも人を惹きつけるのだろう。
プロデューサーにはここ数作でもタッグを組んできたPJ HarveyやDry Cleaningとの仕事でも知られるジョン・パリッシュを起用。リッチでフォーキーな楽曲が並ぶ中、曲ごとに声色をくるくると変化させていく表情豊かなヴォーカルと、不思議な楽曲展開が決して聴き手を安心させない。
この現代的なヒヤリとしたザワザワ感が、今作を何度も繰り返し聴いてしまう理由の一つなのかも。
(遠藤孝行)

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②Divers『Odd Dog in the Capital』

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ARTWORK / 02

オーストラリアのメルボルンからDiversの1st album。
Squidっぽさだったり、100 gecs的な情報量の多さであったり、色々な要素が集まりつつも、Fat Dogっぽいおバカなテンションも相まって物凄く面白いと思ったバンド。

ただ単に現行インディの寄せ集めではなく、ガレージ、サイケ、ポストパンク、ベッドルームポップみたいな感覚が、かなりラフな温度感で同居しているのが面白いなと思う。
曲展開もかなり自由で、急にノイズっぽくなったり、逆に妙にポップなメロディが出てきたりするのに、不思議と全部成立している感じがある。

とてもDIYぽく友達同士で変なアイデアを片っ端から詰め込んだ空気感も物凄く自分の想像するインディ感があって良いなと思う。
現行UKインディ好きはもちろん、Animal CollectiveやMGMTみたいな00sサイケポップ周辺が好きな人にもかなり刺さりそう。(秋山真三)

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②feeble little horse『bitknot』

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ARTWORK / 03


昨年3月に真三がここで紹介していたピッツバーグ出身のインディ・バンド、フィーブル・リトル・ホースの3rdアルバム。昨年取り上げたシングル「This Is Real」は衝動的なノイズとシャウト、さらに2曲を繋げたようなドリーミーな後半の展開もあり印象的な1曲だった。
その1年後届けられた本作は、オリジナルメンバーRyan Walchonskiの脱退の影響もあるのか、重厚なシューゲーズサウンドは若干後退し、真骨頂でもある奇妙なポップさが浮かび上がる、ピリピリ心地良く刺激的でキャッチーなアルバム。
轟音ギターのノイズの嵐と頼りなさげな電子音の中を漂う、気怠くも美しいLydiaのヴォーカルも魅力的な全11曲25分。この感情の全てを理解したい気持ちはある、ただ少し自分は歳を取り過ぎてしまったかも知れない。
(遠藤孝行)

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④My precious bunny 『A Moment In My Eyes』

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ARTWORK / 04

UK・ブライトンのMy Precious Bunnyによる『A Moment In My Eyes』。
インディポップを軸にしながらも、シューゲイズ、サイケ、ローファイな電子音や鉄筋みたいなチープな音まで混ざり合った作品。
どこかMGMTやTame Impalaにも通じるような、00s〜10s初頭のサイケポップ感もありつつ、もっとDIYで宅録的な温度感が強いのが特徴的。

ぼやけたシンセや浮遊感のあるコーラス、少し歪んだ音像の中にポップなメロディがあり、作り込まれすぎていないラフさも心地良く、インディらしい親密さを感じました。

Animal CollectiveやBroadcast、Melody’s Echo Chamber周辺のサイケポップが好きな人はもちろん、近年のUKインディが好きな人にもおすすめしたい一枚、派手さはないけれど、癖になるアルバムでした。(秋山真三)

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⑤WIDGET 『CLASSY HITS VOL.2』

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ARTWORK / 05

コーチェラでのThe Raptureの復活ライブみんな見たかな?見たよね。
4月末にリリースされたUKの新人ポストパンク・バンド WIDGET の1stアルバム/EP。ベースが前面に出たサウンド、切れ味の鋭いギター、80s風味のシンセ、囁くようなヴォーカルに男女の掛け合い。まんまだとは思うものの、この脱力感と腰にくる感じちょっと見逃せないです。新人バンドとは言ったものの、メンバーはBig Joanieをはじめロンドンのインディ/パンクシーンで活躍してきた実力者たち。(Big JoanieのEstella Adeyeriは再始動を果たしたポストパンク・バンドAu Pairsにも参加している)。
40年続くUKポストパンク・シーンの系譜を継承し、この現代にユーモアで抵抗しながら紡ぎ出すWIDGETのディスコパンクでどこまでも踊ろう。
(遠藤孝行)

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⑥iceage 『For Love of Grace & the Hereafter』

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ARTWORK / 06

待ちに待った5年ぶりのIceageの新作。
これまでもこのレコメンドで何度か触れてきましたが、その間Eliasはソロ作『Heavy Glory』『Speak Daggers』を発表し、Dean Bluntとも活動していました。

一見すると『Plowing Into The Field Of Love』期を思わせる荒々しさが戻ったように感じる一方で、その2枚のソロ作品を経たEliasを物凄く感じます。『Heavy Glory』のアメリカーナ的な感覚や、『Speak Daggers』のインダストリアルで不穏な空気
特にアルバム冒頭、鉄琴の音色から始まる1曲目は『Heavy Glory』収録の「Hollow Noon」を思わせるようなVelvet Underground的なムードがあり、この数年間の流れを感じます。
その意味で本作は単なるIceageの復活作ではなく、『Heavy Glory』と『Speak Daggers』を経由したIceageの第2章の始まりのような作品に思えました。
中でも個人的に大好きな『Plowing Into The Field Of Love』期の空気を感じる「The Weak」はぜひ聴いてほしい一曲です。(秋山真三)

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❶Charlie xcx 『Rock music』

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ARTWORK / 07

今月の個人的BIGシングルはこれ
6月からはA24から主演映画the momentも公開される話題のチャーリー
ROCK musicというタイトルを聞いて物凄く期待した一方がっかりしつつも聞くごとに。
The WhoのBaba O'RileyからダフトパンクのRobot Rockまでエレクトロミュージックとロックについて考えていたら、物凄く大事な一曲だなと感じました。
もう一枚の新作シングルss26ではエレキベースとディストーションがかかったギター主体のバンドっぽいシングルでこれからのチャーリーへの期待が高まりました。
7月には新譜『music,fashon,film』もアナウンス楽しみです!
(秋山真三)

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❷Maya hawke 「love of my life」

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maya hawkeの4枚目のアルバムから一曲。
最近の好きなlove of my life
70sの女性SSWでもなく曲の感じも音色の感じもChristian Lee Hutsonぽいなと思った一曲。
少し自分はphobe brigersがpunisherを出した時期あたりが恋しく最近はそんなのばっかりフェイバリットです。

自分は聞いた後に知ったのですがマヤホークは女優としてはストレンジャーシングスに出ていて、以前レコメンドしたDJOもレコメンドを出した後知ったのですが同作の演者。
タワレコでサイン会したりこんなに良いアーティストがドラマの繋がりを持ちながら支持されるのは物凄く良いな〜と感じます。
(僕はこの間全部見終わりました)
(秋山真三)

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❸Yves Jarvis『Beast In The Flesh』

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ARTWORK / 09


カナダ・モントリオールのシンガーソングライターYves Jarvisの新曲。
全ての楽器を自ら演奏し、自宅アパートで制作された2025年リリースの前作「All Cylinders」はソフティケイトされたフォーキーなロックを軸としながら、リズムやヴォーカルは肉体的でよりアップリフトされる傑作だった。
どこかdijionを彷彿とするような。そこから1年で届けられた新曲は、その肉体性をさらに推し進めて、よりダンサブルに。
印象的なカッティング・ギターのフレーズと遠くで揺らぐシンセが絡み合い、後半1分は4つ打ちに雪崩れ込む。アイデアがこれでもかと詰め込まれたフロアキラー。必聴です。ぜひ。
(遠藤孝行)

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今回も見てくれてありがとうございます!
下北沢sunsで行ってる我々のパーティburn baby burnの2周年ANNIVERSARYを7/11にやります!
まだ詳細は発表してないのですが
今回も素晴らしいゲストdjをお二人呼べました!
是非snsなどチェックしてもらえると嬉しいです!

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BURN BABY BURN. / MAGAZINE

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