BBB MAG. / RECOMMEND2025.12.11 — TOKYO

【25年11月】BURN BABY BURN recommend.

BURN BABY BURN MAGAZINEINDEPENDENT MUSIC WRITING / 2025.12.11
FULL ARTICLE / 2025.12.11

大変お待たせしました!
今月のレコメンド6枚です!

①Sorry 『COSPLAY』

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ARTWORK / 01

ロンドンの5人組、Sorryによる3rdアルバム『COSPLAY』。タイトル通り、各曲が異なる“仮装”をまとったような構成で、エレクトロ〜インディポップ〜フォーク的アプローチまで、ジャンルの振れ幅が印象的です。

“Jetplane”のような〈前作路線〉の延長にある楽曲もあれば、“Today Might Be the Day”のようなギターロック寄りの楽曲も。多彩ながらも、どこかで一貫して感じるのはSorryらしい陰影のある空気とドラムの音色。その軸があるからこそ、バラバラにはならず、むしろ雑多さを引き受けた魅力ある一枚に仕上がっています
(秋山真三)

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②The Hellp 『Riviera』

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ARTWORK / 02

ロサンゼルス拠点に活動するエレクトロ・デュオThe Hellpの2ndアルバム。2000年代後半〜の空気を感じさせる、インディーロックとダンスを混ぜ合わせたような、所謂エレクトロクラッシュに似た質感が襲う。ただ当時のような過剰さは若干押さえられていて、アルバム全体は統一感があり、クールでどこかロマンティック。バンドの中心人物であるノア・ディロンは写真家、アートディレクターとしても活躍していて、最近ではロザリアの新作「LUX」のアートワークの写真も担当(!)。自身でMVも手掛けていて、こちらも必見の仕上がりです。(遠藤孝行)

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③Insecure Men 『A Man For All Seasons』

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ARTWORK / 03

元Fat White Familyのサウル・アダムチェフスキがフロントを務めるInsecure Men、実に7年ぶりとなる新作アルバムが登場。
シンセ主体の80sチックなサウンドに、どこか無機質なホーンセクションが絡み合うその音像は、David Bowieのベルリン期を彷彿とさせます。
中でもハイライトはアコースティック曲「Alien」。
ポップなギターのフレーズに、チープな木琴のような音色が入ったらユニークな構成が印象的で、アルバムを聴き終えた後に印象的な一曲です。(秋山真三)

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④Whitney 『Small Talk』

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ARTWORK / 04


Smith Westernsの「Dance Away」という曲を久しぶりに聴いたら、テンポチェンジするコーラス部分にグッときて泣けました。大好きな曲。その解散してしまったSmith Westernsのメンバー(ギター/ドラム)からなるシカゴのフォークデュオWhitney4枚目のアルバム。プロデューサーを立てず2人だけで制作始まった本作は10周年の集大成だという。原点回帰とも言える彼らのやさしく豊かな音の重なりが心地がいい。そして改めてヴォーカルJulien Ehrlichのファルセットヴォイスにやられる。軽快で切ない「Won’t You Speak Mind」、ドラマティックなタイトルトラック「Small Talk」。これからの季節にピッタリ。(遠藤孝行)

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❶Magdalena Bay  「This Is The World (I Made It for You)」

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去年『Imaginal Disk』で話題をさらった彼女の新曲。
正直なところ、インディロック好きとしては、あのスタジアム仕様の広がりあるエレクトロ・サウンドにはあまりハマれず、DJとしてもかけどころが難しかった。でも、今年に入って出している新曲たちは、ガラッと方向性が変わっていてびっくり。
今作はバンドサウンド寄りのプロダクションで、空間ももっとタイト。
The Last Dinner Party や Chappell Roan を思わせる、グラムなポップと生々しさのバランスがとても良い。というか、最近ヨルゴス・ランティモスの映画音楽もChappell Roanだったし、BBC Radio 1のカバー企画でSabrina CarpenterもLast Dinner PartyもChappell Roanを選んでたりして、この辺の流れが今ほんとに面白いなって思います。
DJではたぶんあまりかけないタイプだけど、リスナーとしては大好きな一曲。(秋山真三)

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❷The Guest List 「When The Light Are Out」

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平均年齢20歳以下、マンチェスター発の5人組バンド The Guest List による新曲。これまでもFONTAINES D.C.の影響を強く感じる作品が多く、今作はその中でも群を抜いて“Favourites”感が際立っています。

確かにオリジナリティという点では少し‥あるかもしれませんが、それを補って余りあるだけの完成度と勢いを感じさせる一曲で、彼らのこれからの可能性に大きな期待を抱かせる仕上がりになっています。今後の展開に要注目です。
(秋山真三)

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