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【25年6月】BURN BABY BURN magazine.

BURN BABY BURN MAGAZINEINDEPENDENT MUSIC WRITING / 2025.07.02
FULL ARTICLE / 2025.07.02

こんにちは!暑くなって来ましたね!今月のレコメンドです!
6月リリースのものからアルバム4作と4曲選びました!

①Lifeguard 『Ripped and Torn』

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ARTWORK / 01

シカゴの若手バンド、LifeguardがMatadorからついにリリースしたデビューアルバム『Ripped and Torn』。
これまでのEPやシングルでは、The Jamの「In the City」をカバーしたり、どちらかというとパワーポップ寄りの切れ味とスピード感が魅力だでしたが、今作はそこから大きく変わりました
恐らく、この変化の背景には、フロントマンのKaiが別でやってるバンド、Sharp Pinsの活動が影響してる気がします。
今作を聴いて真っ先に思い出したのが『New York Noise』というコンピレーション。
ESG、Mars、The Contortions、Liquid Liquidなどが参加してた、70〜80年代初頭のニューヨークのアンダーグラウンドを詰め込んだシリーズです。
コンピレーションを聴くとかなり音の解像度が荒いのですが、今作はクオリティは勿論、音の潰れ方からノイズの音から聞いてて気持ち良くて、僕個人では今月のベスト新譜でした。
個人的にアルバムで1番かっこいいと思ってる「under your reach」のリンクを貼ります。
(秋山真三)

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②betcover 『勇気』

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ARTWORK / 02

もう一つ、今の自分のモードにぴったりハマってるアルバムがあって。
それが betcover!! の6枚目『勇気』。
これまでも『卵』の頃から、どこかDavid Bowieの『Blackstar』とかblack midiを感じるジャズロック感ある瞬間があったけど、今作ではそこに振り切った感じがあります。
直接的に似てるわけじゃないけど、先程レコメンドしたLifeguardと繋がってくるところもあって。
たとえば、70sのニューヨークのアンダーグラウンドのESGとかThe Contortionsとか、ああいう尖った曖昧でうまく言葉にできない揺らぎを、音にしているアルバムという点で通じるものを感じます。
アルバム終盤に「ステイウィズミー」で、betcover!!らしいスローな感じで締めくくられる。そこがまた素晴らしくてこれも最近フェイバリットの一枚です。
(秋山真三)

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③Turnstile 『NEVER ENOUGH』

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ARTWORK / 03

米ボルチモア発のハードコア/メロディック・ハードコアバンドの4作目。
昨年の来日での爆発的なライブ、そのパフォーマンスのカッコ良さ。惚れます。
今作は前作の『Glow On』の延長上にありながらも、その枠をさらに飛び越えていくような、伸びやかなヴォーカルも相まってジャンルを軽やかに横断し、そして更新していく。80’sポップを彷彿とさせるエモーショナルな「ICARE」。
A.G. Cookが参加した「Dull」等。静と動が織りなす少し切なくも気持ちの良いアルバム。(遠藤孝行)

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④HAIM『I Quit』

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ARTWORK / 04

FUJI ROCKでのライブを楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。
LA3姉妹バンドHAIMの新作。前作に引き続きロスタム(ex.VAMPAIRE WEEKEND)を迎え製作された本作は、
ビターな傑作3rdアルバム「Women In Music Pt. III」にあった90’s感を引き継ぎつつ、湧き上がる力をこの手に掴むようなパワフルさと全体を流れる風通しの良さが印象的。
ジョージ・マイケルをサンプリングした”Gone”で始まるのも好き。(遠藤孝行)

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シングル
❶The Beths『No Joy』

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ARTWORK / 05

ニュージーランド・オークランド出身の4人組インディー・バンドの新作からの先行シングル。
これまで楽しかった事が、今は楽しく感じられない。そんな経験は誰にでも覚えがあるはず。そんな思いをキャッチーなビートに乗せて。
Wet Legの1stを思い出しました。アルバムが待ち遠しいです。(遠藤孝行)

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❷Westside cowboy 「shells」

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ARTWORK / 06

イングランド・リーズ(Leeds)出身の4人組、新人バンド Westside Cowboy の3枚目のシングル。
曲を聴いてまず感じたのは、Big Thief や Wednesday に通じるようなアメリカーナ的で土臭い音楽性。
でも面白いのは、彼らがイギリスのバンドであること。
彼らは、自らの音楽をBritainicanaと名乗っていてUKインディとアメリカーナの中間に立つ=どこにも属さない立ち位置を選んでいるところに惹かれます。
個人的には、そのアメリカーナ的なサウンドの中にも、音色の質感やコード感にUKロックっぽさを強く感じました。
特にギターの鳴りには、Arctic Monkeys にも通じるクールな緊張感があって、ただのBC.NRの2ndから僕的には感じているUSフォーク・リバイバルでは終わらない深みがあります。
Westside Cowboy、大注目です!(秋山真三)

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❸Bar Italia 「Cowbella」

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ARTWORK / 07

イギリス・ロンドン出身で、昨年来日も果たした Bar Italia が、Matadorから約2年ぶりとなる新曲「Cowbella」をリリース。
これまでのインディー的なぼやけた音像から一歩進み、前作『The Twits』よりもギターがより明瞭に、リズムも一層タイトになった印象を受けます。
音楽的には、初期にあった Velvet Underground的なローファイな佇まいから、This Heat や The Fall のようなポストパンクの緊張感を引き継ぎつつ、2020年代的な倦怠感や無機質さの系譜を、独自に再構築しているように思います!(秋山真三)

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❹Ain't 「jude」

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ARTWORK / 08

ロンドン発の新人バンド Ain’t による4枚目のシングル「Jude」。
一言で言えば、90年代のオルタナロックやシューゲイザーを非常に高いクオリティで鳴らしているバンドだと思います。
特にこの曲では、Smashing Pumpkins や Sonic Youth を思わせるざらついた感情表現や、ギターの圧力が印象的で、そこに現代のUKインディらしい乾いた距離感が加わっているのがAin’tの面白さです。
ちなみにプロデューサーはEnglish Teacher、Lime Garden、FURなどを手がけた方がやっているぽくて生々しくて密度のある空気感が録音にもそのまま出ていて、良きです。(秋山真三)

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6月のレコメンドでした!
来月7/12に我々がオーガナイズするパーティの1st anniversary回があります!
長い間お世話になってきた渋谷頭バーと移転に伴い、頭バー開催ラスト回になります!遊びに来て下さい!

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